遺贈寄付についてQ&A

 遺贈寄付って何?

 自分が亡くなった時、遺産のすべてを又は一部を非営利団体などに寄付することです。遺贈寄付の主なものに

 ① 遺言による寄付

 ② 信託などの契約による寄付

 ➂ 相続財産の寄付

  の三つがあります。

 遺贈寄付には相続税がかかる?

 相続人などの人が受け取った場合は、相続税がかかる場合がありますが、遺言や契約で法人に寄付した場合は、相続税の対象外となります。

 遺産は少ないけど遺贈寄付はできる?

 遺贈寄付に何円からという決まりはありません。

 お金以外のものは寄付ができるの?

 団体によっては、不動産、有価証券、動産などの寄付も受け入れておりますが、受け入れ困難なものもありますので、団体への御相談をお勧めします。

 相続人にも残したいけど、遺贈寄付もできるの?

 もちろんできます。例えば遺言に、金融資産の1/10を団体へ、9/10を相続人に相続させるといったものです。

 遺贈寄付のメリットは?

 遺贈寄付により生きた証を後世に残すことができます。

遺贈寄付を考えている人の中には、子供がいなく、親兄弟もすでに亡くなっているという方がおり、中には不慮の事故等で身内をなくされて、自分たちが亡くなった後、使われる先がわからないままより、自分で選べるなら社会のために使ってもらいたいという方が多いのです。